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どんな文系テーマも怖くない!
高校3年生 文系
文系テーマを入試形式で学習し、大学合格を目指します!
※文系テーマとは、主に下記の3つのことです。

1):人文系(文学部・人文学部・外国語学部など・・・)
2):社会科学系(経済学部・商学部・経営学部・法学部など・・・)
3):教育系(教育学部など・・)

社会系学部(法学部や経済学部など・・・)であっても、人文系のようなテーマが出題されることがあります。反対に、人文系学部(文学部や外国語学部など・・・)であっても、社会系のようなテーマが出題されることはよくある話です。片方の学習だけでは受験対策は不十分なのです。つまり、どちらの学部の志望者であっても、社会系・人文系の両方(教育系も含む)を勉強しておく必要があるのです。よって、当学院では両方を学習できるようにカリキュラムを組んでおります。ご安心ください。

※教育系学部の場合も、教育的なテーマだけでは対策は不十分です。社会系・人文系の学習も必須といえるでしょう。

最初は充分な内容でなくてもかまいません。重要なのは、5つのステップで学習することです。そうすれば、力がついてくるのが実感できると思います。力とは深い考えを論理的に書けるようになってくることです。他の生徒と比べ、かなりスラスラ書けるようになっているはずです。

作文小論文専門学院では、5つのステップで学習していきます。
詳しい内容は「5STEP学習法とは」をご覧ください。高校3年生(文系)の場合、どのような5つのステップで学習していくのか、下記で少し具体的に説明しておきますね。

STEP1 小論文の≪書き方≫を学ぶ
STEP1では、小論文の「書き方」を学びます。書き方を知らなければ書けないのは当然のことなのです。

段落構成(4段落構成)など基礎的なことから説明しています。1段落から4段落にどのようなことを書けばいいのか分かりやすく説明しています。

※高校3年生ですので、実際の入試問題形式で行います。
入試形式は、大きく考えて下記のタイプがあります。

(1) 課題文タイプ(文章を読んでから書くタイプ)
※最も多いタイプ。課題文は、ほとんどが評論文だがエッセイ(随筆)・詩・小説などのこともある。課題文の主旨は、はっきりしているものもあれば、そうでないものもある。
(例)次の文章を読んで、戦後の高度経済成長についてのあなたの意見を自由に書きなさい。

(2)2つ以上の課題文や資料があるタイプ
(例)次のA・B2つの文章を読み、あなたの意見を書きなさい。

(3)写真・絵・グラフや表を見て、そのあと自分の意見を書くタイプ。
(例)次のグラフは、高齢者層の増減の推移を都道府県別に表したものである。このグラフからあなたの考えることを述べなさい。

※たとえば、(1)のタイプでも、課題文の主旨がはっきりしている場合とそうでない場合では書き方が少し違ってくる。このように、(1)(2)(3)それぞれに応じた書き方を丁寧に分かりやすく説明しています。
※(1)(2)(3)で与えられる課題文・グラフ・絵・写真などへの対応方法も分かりやすく説明しています。

※もちろん段落構成(4段落構成)など基礎的なことも説明しています。1段落から4段落にどのようなことを書けばいいのか分かりやすく説明しています。

※ステップ1(書き方)は、別冊となっております。

STEP2 ≪知識≫と≪発想力≫を身につける
STEP2では、テーマに関する知識と発想力を身につけます。たとえば、下記のようなテーマだとします。

(テーマ例)
【次の文章を読んで、西欧の合理主義について自由に意見を述べなさい。】

自由に述べなさいと言われても、合理主義の意味はもちろんですが、その背景をしっかりと理解していなければ小論文は書けません。

今回のテーマなら、次のような「知識」を学びます。
1):「西欧の近代化とは・・・」
2):「日本にとっての近代化とは・・・」
3):「合理主義的な精神とは・・・」
4):「人間中心主義とは・・・」

近代化や合理主義に関して、充分な小論文を書くには、このような知識を学んでおく必要があります。反対に言えば、このような知識を理解しておけば、それほど難しくないということです。近代化についての問題は、とりわけ難関大学で頻出しています。難関大学以外でも、このような知識を理解しておくことで、深い小論文を書くことができます。
注):丸暗記するのではありません。理解しながら覚えてください。

※このステップ2では、物事の「本質」を学びます。とても重要なので、実際のテキストでは、理解しやすいようにかなり詳しく説明しています。
※どのようなことを考えればよいのか「発想力」も学びます。したがって、次第にどんなテーマでも、「ピン!」とくるようになるのです。

※どんなテーマが出題されても困らないように、ひとつのテーマの知識だけでなく、関連する知識も多数掲載しているので受験対策は万全です。(5STEP教材とは別に、別冊も差し上げています)

STEP3 ≪考える≫力をつける
STEP3では、STEP2の内容に関して4人が会話します。4人の意見を読んで、自分の考えをまとめていきます。今回のようなテーマだと、下記のような意見を出し合うことになります。

Bさん):「近代化って歴史の授業で習ったけれど、歴史の勉強とは全然違うものなのね。」

C 君):「歴史の授業で、どんな風に習ったんだい?」

Bさん):「明治維新以降の近代化の話よ。帝国憲法になって、ドイツやフランスやアメリカなどの国々から様々な知識を学んだということね。政治だけじゃなく、服装は着物から洋服になったし、乗り物も馬やかごから鉄道に変わっていく。つまり、文明開化ということね。」

A 君):「洋服や鉄道が広まるのは悪いことじゃないかもしれないけど、そのような物が広まることで、工場排水などの環境問題も起こってきた事実を忘れてはいけないと思うよ。」

C 君):「工場排水だけじゃなく、温暖化や大気汚染にも大きく関係しているよね。」

Bさん):「どうして環境問題になるの?」

C 君):「そりゃあそうさ。物を大量生産するのは工場だろ。たくさん物を作れば、工場排水や大気汚染などの問題は起こってくるさ。」

A 君):「それだけじゃないよ。服装や音楽や自動車などいろいろな物が日本に入ってきたことで、日本人は自分たちの生活スタイルを見失ったんだと思うよ。」

Bさん):「どういうこと?」

A 君):「西洋から入ってくる物だけをありがたがっているということさ。例えば、アメリカの音楽を聞く若者が増えたけど、歌詞の意味は分かっていない。けれど、何か英語の歌って格好いいって思っているところがあると思うんだ。自分たち日本人には日本人の文化があるのに、それを考えないで英語の歌だけを喜んで聞いているということだよ。」

C 君):「なるほど、そうすると日本の文化が廃れたり乱れたりすることになってしまうよな。」

Dさん):「でも、西洋の文化も理解していれば、自分達の生活に取り入れても悪いことじゃないと思うんだけど?」

A 君):「大事なとこは、そこなんだよ。西洋の精神的な部分は理解しないで、物だけをありがたがっていることが問題なんだよ。」

C 君):「じゃあ、西洋の文化など精神的な部分も理解していれば環境問題なども防げたってことかい?ぼくはそうは思えないよ。」

A 君):「どうしてだい?」

C 君):「西洋には合理主義的な考えがあるからね。つまり、理屈に合っていれば、何をしてもいいというような考えのことだね。」

Dさん):「たしかにそうね。資本主義社会がまさにそれね。売れる物をドンドン大量生産し売る。そこにモラルはあまり感じないわね。みんなが欲しがっている物を売るんだから悪いことをしているわけじゃないというような考えがあるわね。」

C 君):「エジソンっていう発明家がいるだろ。エジソンはすごい発明家かもしれないけど、売れるものしか作らなかったっていうよね。それを聞いて、ぼくはガッカリしたよ。」

Bさん):「どうして?」

C 君):「エジソンとフォードという人が、工場で自動車を大量生産させた結果、たくさんの人々が働き過ぎて病気になったり亡くなったりしたらしいんだ。」

Bさん):「そう考えると、西洋の精神的な部分を理解していても、問題は解決しそうにないわね。西欧の合理主義にはいろいろ考えることがありそうね。」

※このステップでは、できるだけいろいろな意見を出し合うようにしています。いろいろな意見を読んで、自分はどう思うのか考えてみましょう。そうすることで、知らない間に考えが深まりますからね。
※家族の人や学校や塾の先生など大人の人と、意見を出し合ってみるといっそうの力がつくはずです。会話することで、言葉や表現力も自然と身についてくるのです。
※実際のテキストでは、もっとくわしく説明していますのでご安心ください。

STEP4 ≪メモをしてから≫小論文を書く
STEP4では「問題」を解きます。つまり、実際に小論文を書くということですね。ただ、いきなり小論文を書くわけではありません。まず、何を書くのかメモをしていきます。

※実際に小論文を書くまえに、書きたい内容を箇条書き(メモのような感覚)で、書き出してみます。こうすることで、ずいぶんとスラスラ書けるようになります。メモのような感覚ですから、別に話し言葉でもかまいません。大切なのは、どんな内容を書きたいのか事前にメモしておくことにあります。教材(テキスト)の中に書き込めるフォームをご用意しております。このフォームを埋めていけば自然と書けるように考えられていますのでご安心ください。

STEP5 ≪模範解答・解説≫を読む
ステップ5では、「模範解答・解説」を読みます。解説では大切なポイントを説明しています。これらを読んでさらに理解を深めてください。
※作文小論文専門学院のテキストは、教材だけでも学習できるように作られています。よって、添削講座を受講いただいた場合も模範解答・解説が付いております。

「模範解答」を何度も読み返してください。(覚えてしまう程、何度も読み返すことをお勧め致します) 模範解答を記憶することで、文章のリズムや表現力が身についてきます。

※模範解答と解説を読むのは、必ず小論文を書いた後にしてください。

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